みなさん、こんにちは!キユシト(@kiyusito_asiato )です。
2018年は『武尊山』からスタートです。
山頂へ至るルートはいくつもあって、今回は冬季の定番ルートである川場スキー場からスタートするルートを紹介します。
この日は最高の天候に恵まれて、素晴らしい絶景を見ることができました。
しかし代償として雪焼け、日焼けで顔が大変なことに。
みなさん、雪山登山の際は日焼け止めクリームを忘れずに!
武尊山とは
群馬県利根郡みなかみ町、川場村、片品村の境にあり、標高は2,158mで日本百名山、新・花の百名山に選ばれています。
関東近郊で登山する人にはこの山の呼び名は知っていると思いますが、ちゃんと読める人って意外といなそう。
「ぶそんやま」ではなく「ほたかやま」と読みます。
北アルプスの穂高と間違えないように上州武尊(じょうしゅうほたか)とも呼ばれています。
登山ルートは沼田当面からなら、高手新道や前武尊を経由していくルート、武尊牧場をスタートとするルートがあり、水上方面からは、武尊神社からスタートするルートがあります。
冬季にもっとも利用されているのが、川場スキー場リフトトップからスタートし、剣ヶ峰山を経由して山頂を目指すルートで、今回歩いたルートです。
川場スキー場へのアクセス
マイカー
関越自動車道『沼田I.C.』より約25分
■立体・屋外駐車場:1,400台
■料金:無料
■時間
・平日6:00より
・土日祝 深夜1:00より
8階建ての立体駐車場は早く到着した順にチケットカウンターなどがある上の階から案内されるのがルールのようで、現地到着が遅く立体駐車場が満車になってしまった場合はにスキー場から離れた屋外駐車場に案内されます。
自分が利用したのが、日曜日の7:30到着で立体駐車場3階の案内でした。帰りに確認したところ、この日は結構したの屋外駐車場もいっぱいでしたよ。
シャトルバス
川場スキー場は山の中腹にあるため、道の途中からは雪やアイスバーン箇所がある場合があります。ノーマルタイヤの車や運転に不安のある人には、ふもとにある「道の駅 川場田園プラザ」からのシャトルバスがおすすめですよ!
バスツアー
各旅行会社の日帰りバスツアーが用意されています。
電車
上越新幹線『上毛高原駅』とJR上越線『沼田駅』からシャトルバスが運行されています。ただし、本数が少ないので事前予約が必要です。
コースタイム(日帰り)
スタート 【リフトトップ】9:25 ⇒ 10:00【剣ヶ峰山】⇒ 11:00【武尊山】⇒ 11:25【中ノ岳】12:20 ⇒ 12:38【武尊山】⇒ 13:40【剣ヶ峰山】⇒ 14:10【リフトトップ】 ゴール
TOTAL TIME:4時間45分(休憩55分含む)
武尊山に向け出発!
リフトを乗り継ぎ、登山口へ
準備が整ったら、まずはチケットカウンターのある7Fへ向かいます。カウンターの隣に専用の登山届けが置いてあるので、先に記入を済ませてからチケット購入の列に並んでください。休日は混みますよ。
登山者のリフト料金
リフト往復料金:2,000円
ICカード保証金:500円
合計:2,500円
保証金500円は帰りにICカードをチケットカウンターに返却すれば戻ってきます。
リフト券を購入したら目の前がすぐゲレンデなのでリフトに乗って登山口を目指しましょう。リフト改札はオートゲートなので、ICカードをかざして乗り込みます。
『桜川エクスプレス』と『クリスタルエクスプレス』の2本のリフトを乗り継いで川場スキー場最高地点1,870mまで、高低差580mを楽ちん移動です。
本来なら、スキー場西側のにある登山道『高手新道』を歩いていかなければならないので体力温存できますね。
リフトトップ
リフトトップ到着!楽チン♪
ここには、スキーヤーやボーダーも沢山上がって来ます。事故防止の為、リフトを降りたらロープが張られている内側に移動しましょう。
アイゼンを装着したりストックを用意するなどして、最終チェックを済ませたらいよいよ出発!
まずは目標、剣ヶ峰山!
剣ヶ峰山
リフトトップから、およそ35分で『剣ヶ峰山(標高2,020m)』に到着です。さすがにこの時期、標識もほとんど雪に埋もれて見えません。
▲さて、このルートの一番の難所と言われている剣ヶ峰山からの下りですが、こんな感じです。
前日までに積雪がなければ、よく踏まれていてステップ状になっているので難易度もさほどでもなく落ち着いてゆっくり降りれば問題ないと思います。
この状況ならストックで大丈夫だと思いますが、雪山に慣れていない人はピッケルを使った方が安心です。
武尊山の頂へ
剣ヶ峰山を無事に降りることができたら、あとは広い稜線を周りの景色を楽しみながら今回目標である武尊山のピークを目指しましょう。
夏道は山の右から回り込みますが、この時期は剣ヶ峰山からの稜線をまっすぐ進み山の左側から山頂を目指します。
本来のルートにこだわらず、登れる場所を自由に登って行けるのが雪山の醍醐味です♪
この日は天候が良かったので、広い山頂も登山者で溢れかえってる!
ということで休憩する場所もないので隣の『中ノ岳』に向かってみましたよ。
中ノ岳
武尊山山頂の人込みが嘘のように登山者の姿はありません。サイコーだー♪
静かな時間を過ごしたい人はこちらで休憩するのがおすすめ!360度の展望でこちらも素晴らしいですよ。
せっかくいい道なのに、ここまで来ないのはもったいないです。時間のに余裕がある人は是非歩いてみてくださいね。
道の途中に鎮座する『日本武尊(ヤマトタケルノミコト)像』も、まだ雪に埋もれています。
下山
下山は来た道を戻るのが一般的です。来る時に少し危険と思われた剣ヶ峰山も帰りは登りになるので気持ちも楽ですね。
リフトトップまで無事下山できたら、あとはリフトに乗って下まで降りるだけです。アイゼンを外し他の道具も落下しないようにしてリフトに乗りましょう。
下りのリフトには、なかなか乗る機会がないので高度感があって中々のスリル!剣ヶ峰山の下りよりもビビるかも!万が一のために安全バーをちゃんと降ろしてくださいね。
無事降りてこられました。リフトが変な場所で止まらなくて一安心。
さて、とりあえす温泉だな!!!
食事とお土産
【KAWABA CITY】
手軽に済ませたいなら、立体駐車場内の『KAWABA CITY』がおすすめ。様々な食事やお土産が用意されていますよ!
【道の駅川場田園プラザ】
スキー場のシャトルバス発着所にもなっている『道の駅川場田園プラザ』は旬の地元の物を堪能できます。帰り道の途中にあるのでふらっと寄ることができますよ。
おすすめ日帰り入浴
〇ホテル田園プラザ
■料金:大人500円
■営業時間13:00~20:00
■第2・第4火曜定休
ホテルは道の駅からは少し離れた場所にあります。
〇悠湯里庵(ゆとりあん)
■料金:大人1,200円
■営業時間:10:30~20:00
登山の締めくくりは贅沢にという方に
まとめ
今回紹介しました『上州武尊山』はいかがだったでしょうか。
今回のルートのスタート地点である川場スキー場は高速のインターから近く、都内からでもさほど時間がかからずアクセスがいいので気になった方は登ってみてくださいね。
天気に恵まれれば360度、雪山の絶景を目にすることができますよ。
この日は遠く富士の姿も見えました♪