立山雷鳥沢キャンプ場に泊まって北アルプスを思いっきり満喫してみない?

立山 北アルプス

みなさん、こんにちは!キユシトです。

立山の雷鳥沢に泊まりに行ってきました。
雄山登るの?それとも三山の縦走?

いや、今回はどちらでもなく、
ただ、雷鳥沢でテント泊してきたよ!というお話です。

室堂からはコンクリートの道がずっと繋がってるので、子供や登山がちょっと苦手という人でも歩いていけると思います。大型連休などは、子供達に一度、北アルプスを体験させたい親子連れの姿も結構みられますよ。

観光の人でもスニーカーぐらい履いていれば行けちゃいそうなくらい整備された道だけど、まあキャンプ場までは結構な距離があるので、そこまで頑張って来る観光客なかなか少ないと思う。

いざ、雷鳥沢キャンプ場へ!

立山への一般的なアクセスは富山県側と長野県側の2箇所あるが、今回は長野県扇沢駅からスタート。
大型連休中のため、雷鳥沢のテン場と駐車場の確保しなくちゃということで、朝一のトロリーバスで出発する予定に。

扇沢駅 トロリーバス

現地には夜中の2時半ぐらいに到着、一番上の無料Pはすでに満車だったので、下の無料Pをなんとか確保、とりあえず寝る!
夜中だというのに、この後もぞくぞくと車が上がってきてた。

トロリーバスの始発は6:30なんだけど、チケット購入のために行列に並ばなきゃいかんので、ちょっと早めに行動開始。

5時過ぎに列に並んだので行列はそれ程でもなかったけど、始発時間に近づいた頃には行列が尋常じゃない長さまで延びちゃってて、後続の人達は一体いつごろチケット買えたのだろうか。

いつもの名物駅員さんの営業トークに少しププっとした後、トロリーバスに乗車、一路、黒部ダムへと向かいます。

立山黒部アルペンルート
扇沢駅~室堂駅(当日券往復)
大人:9,210円/子供:4,610円

黒部ダム ケーブルカー

黒部ダム

▲トロリーバス降りて黒部ダムに到着です。
エメラルドグリーンの黒部湖の奥に薬師岳も見えてテンションUP!

黒部ケーブルカー

▲本来は観光といきたいところだけど、それは帰りにして、とにかく行きは、テン場確保のために先を急ぎます。黒部ケーブルカーに乗ってロープウェー駅がある黒部平を目指します。

黒部平 ロープウェー

立山ロープウェー

▲ロープウェーの発車まで少し時間があるので屋上に上がって雄山方面を一枚、

ケーブルの先に大観峰のロープウェー駅が見えてます。

秋には紅葉で真っ赤に染まって綺麗な所なんで、季節を変えてまた訪れてみたくなります。

立山ロープウェー

▲出発地点の黒部平が結構遠くなりましたよ!

見えてるのは赤沢岳かな?

あの稜線はいつか歩きたいと思ってる場所、針ノ木雪渓から柏原新道でぐるっと周回するのもいいかも。

室堂平

ロープウェーの後、またトロリーバスに乗り換えて、ようやく乗り物の終点、室堂平に到着!

駅内には人が凄いねー!

小腹が空いてきたので、とりあえず立ち食いそばでお腹を満たしていこー!

立山室堂平

▲さてと行きますよー

『立山』がドーン!

名水百選の立山玉殿の湧水でのどを潤し、本日の宿地の雷鳥沢キャンプ場に向けて出発!

みくりが池

みくりが池

▲室堂駅から雷鳥沢へ向かう途中、しばらく歩くとみくりが池の登場!

青い池の水と空、そして後ろに映る立山、いい感じです。

地獄谷と血の池

立山 地獄谷

▲地獄谷が近づくと周囲は火山ガスの匂いが充満しています。ガスによって沢山の緑が消えて独特の世界。

この辺りは日によってガスの濃度が変わるので、通行には注意が必要です。

昔は近くまで歩くことができたけど、火山ガス活動が活発してきたため現在は通行止めとなっています。

立山 血の池

▲ここは地獄谷から近い『血の池

赤い水の色は、火山活動により水に鉄分が多く含まれているからだそう。

雷鳥沢キャンプ場

雷鳥沢キャンプ場

▲ようやく、テント場が見えてきましたよ。まだ、スペースがありそうで一安心。
手前にある建物は管理棟でテント泊の受付とトイレ、水場があります。

管理棟の奥に見えているのは雷鳥沢ヒュッテ。温泉があって入浴できますよ!

雷鳥沢ヒュッテ
・料金:一泊二食付き 9,800円
素泊まり 7,000円
・入浴:700円 男女別内湯 24時間利用可

雷鳥沢キャンプ場

▲称名川沿いのスペースを確保、テントは今回も登場のオクトスの二人用。

二人で寝ても窮屈感は感じないし、前室もあって防水処理もきちんとしてある。

値段も安いからホントにおすすめ!

雷鳥沢キャンプ場
・料金:一泊500円(水場、トイレ利用代込)

散歩♪

テントを無事張り終えたので、散歩にお出掛け。

時間がまだ早いので雄山ピストンといきたいところだけど、カミさんには無理なので奥大日岳方面を散歩することにしました。

奥大日岳

▲キャンプ場からこの稜線までの高低差はそれ程でもないので、カミさんに頑張ってもらいました。

稜線まで上がってしまえば、平らな道がしばらく続くので散歩を楽しめますよ!

奥大日岳

▲奥大日岳がいい感じ!
ピークを目指すのは無理なので、この展望場所で周りの景色を楽しみます。

奥大日岳

▲北に目を向けると剱岳の先っちょだけ。しばらく、粘ってみたけど雲は取れず。

立山

▲綿毛のチングルマ、秋が近づいていますね。

称名川

散歩から戻ってきてテント場の脇を流れる称名川でクールダウン。めちゃくちゃ冷たくて気持ちいい~!

雷鳥沢キャンプ場

夕陽に染まるキャンプ場の雰囲気がこれまた素晴らしい。

今日は朝からずっと天候に恵まれて、最高の癒しの1日となりました。

長くなりそうなので、1日目はここまで!続きは次に書こうと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

オクトス アルパインテント(2人用)

キユシトが登山を始めて間もない時、テン泊用に購入したのが『オクトスアルパインテント2人用』

本当はエアライズとかモンベルが欲しかったんだけど、値段がねえー

ということで、探し当てたのがこちらのテント。比べると断トツ安い!その割に評価も結構高いしね!

マイナス面はエアライズが1,550gに対し1,971gと重いことと、マイナーブランドということかな。

使っている人がホントに少ないので、たまに見かけると妙に仲間意識が強くなっちゃいます。昔、槍ヶ岳山荘の狭いテン場で偶然見つけた時、お互い「おーっ!」ってなって、あいさつしたこともあったっけ。

お小遣いが少し足りなくて、高級住宅が買えない方は検討してみてはいかが?

オクトス アルパインテント2人用

サイズ:高さ100cm×幅205cm×奥行120cm
総重量:1,971g
素材:
・フライシート:30DナイロンリップストップPUコーティング 耐水圧1200mm防水
・インナーシート:30Dナイロンリップストップ撥水加工
・グランドシート:40Dナイロンウレタン防水加工
・メッシュ:ナイロンメッシュ
・ペグ:11本(ジュラルミン)
・ポール:8.8φ(ジュラルミン)
付属品:収納袋・ペグ・張り縄
収納サイズ:本体/14cm×30cm ポール/5cm×38cm

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