みなさん、こんにちは!キユシト(@kiyusito_asiato )です。
この間の登山で山の風景を撮影しようとファインダーを覗くと、ホコリゴミがめちゃ付いていたので、レンズかなと思いクリーニングペンで拭き拭き。
レンズを元に付け直してファインダーを覗くと
「あれ?全然取れてない、もしかしてセンサーにゴミがついてる?」
ブロアを持っていかなかったから、とりあえずツバが吹き飛ばない程度にフーフーやったけど、効果なし。
センサークリーニングをやらなきゃダメっぽいけど、それって自分で出来る?
イメージセンサークリーニングキット
山から戻った後、早速ググってみた。
なんせセンサークリーニングなんて今まで一度もやったことがないし、そもそも自分で出来るのかも分かってないので。
調べてみた結果、
1.各カメラメーカーにクリーニングの依頼をする
2.自分でクリーニングキットを購入して掃除をする
へえー自分で出来るのか、手っ取り早そうなのでチャレンジみるか!
ということでAmazon検索。結構ありますね、クリーニングキット。
APS-C機用、フルサイズ機用とあるみたいだけど、使っている『PENTAX K-70』はフルサイズ機と比べるとセンサーが小さいAPS-C機なので専用の物をチョイスしました。
フルサイズ用はセンサークリーニングスワブの大きさが変わります。
値段もそれ程高くないので中でも評価の高かったこちらに決定!早速ポチって商品の到着を待つことに。
カメラクリーニングキット TYCKA 9点セット
やってきました!
結構しっかりとしたハードケースです。
ケースのサイズは実寸で、横15cm、縦10.5cm、厚み5cm
ジッパーを開けるとこんな感じで収納されています。
9アイテムがきちんとあるかケースからだして確認します。
1.センサークリーニングスワブ×6
2.30ml無毒性アルコールフリーレンズ洗浄液x1
3.クリーニングブラシx1
4.レンズクリーニングペンx1
5.エアーブロワーx1
6.綿棒x8
7.50枚カメラクリーニングティッシュx1
8.マイクロファイバークリーニングクロスx2
9.防水ハードシェル保護ケースx1
センサークリーニング実践
それでは実際にセンサークリーニングに挑戦してみます。
センサー汚れの確認
センサー汚れは、こうすることによってホコリや異物などがどの程度付着しているのかが分かり易くなります。
■レンズの絞りを最大限まで絞る(PENTAX K-70の場合はF22)
■ISO感度は100に設定
■ピントは敢えて合わせず無限遠に
■カメラの設定が終わったら無地の白い物を撮影する(壁など)
Lightroomをお使いの方は撮影した画像に『かすみの除去』の数値を70~100にするとよりハッキリします。
上記の設定で撮影したクリーニング前の画像。ゴミの付着が凄い!
クリーニングの開始
センサーの汚れ具合を確認できたのでクリーニング作業を始めます。さて、どこまで綺麗になるか!
まず、レンズと本体の連結部分を重点的にカメラのホコリをブロアで飛ばしレンズを外します。
次にセンサーを掃除するためにミラーアップします。
この際注意したいのがバッテリーの残量です。もし作業中にバッテリーが切れてミラーが降りてきてしまった場合、センサーに傷を付けてしまったり最悪の場合内部そのものを破損させてしまう可能性があるので、充電が満タンであることを確認しましょう。
次に本体内部のホコリをブロアで吹き飛ばすのですが、その際はこのように逆さにしましょう。
こちらのようにすると、吹いたホコリがまた中に落ちてしまう為おすすめしません。中にはブロアで吹いたら余計ホコリが付いたということで、この作業自体をしない人もいるようですよ。
次はいよいよクリーニングキットの出番!使うのはこちらの2つ
・センサークリーニングスワブ
・無毒性アルコールフリーレンズ洗浄液
スワブの先にはナイロンっぽい白い布が巻いてあり、ここにアルコール液をスプレーします。掛けすぎないよう程々に!
スプレーしたスワブをセンサーに軽く押し付けながら拭き取っていきます。端から端まで拭き終わったら、使用していない方のスワブへ向きを変えて端から端へ戻りながら拭いていきます。
取り合えずこの時点でどれくらい変化したか確認してみました。
なぬっ!拭き残りが酷すぎ!クリーニングする前より汚くなってるじゃんか!
ということで、もう一度チャレンジ。
今度はクリーニングの後、アルコールを着けないスワブを1本使って、液の拭き取り作業をしてみました。
そして確認。
ん~、さっきより綺麗になってきたけど、まだまだだな。
もう一度チャレンジ。
おっ!まだ若干取り切れてないけど、いい感じになったではないか!素人がやった割りに上出来じゃない?極めたければもう一度納得いくまでやるといいと思いますが、自分的にこの状態で納得したのでこれでOKとしました。
メーカーのセンサークリーニング
センサークリーニングはやっぱり専門のプロにお願いしたいという方は各カメラメーカーでも承っています。
Canon
■修理依頼
持ち込み 〇/配送 〇
■料金:5,500円(税込)
レンズ交換式カメラ+交換レンズ1本
■期間:持込み/当日
配送/1週間程度
※輸送費の有無によりトータル金額が変わります。
Nikon
■修理依頼
持ち込み 〇/配送 ×
■料金:2,750円(税込)~
SONY
■修理依頼
持ち込み 〇/配送 〇
■料金:3,000円(税別)~
※輸送費の有無によりトータル金額が変わります。
■期間:引取り/1週間~10日
PENTAX
■修理依頼
持ち込み 〇/配送 〇
■料金:4,400円(税込)
※輸送費の有無によりトータル金額が変わります。
■期間:引取り/1週間~10日
OLIMPUS
■修理依頼
持ち込み 〇/配送 ×
■料金:1,500円(税別)
その他
カメラのキタムラ
■修理依頼
持ち込み 〇/配送 ×
■料金:3,300円(税込)~
最後に
今回はなんとなく上手くいったような気がするクリーニング作業でしたが、カメラセンサーに万が一傷でも付いてしまったら部品交換だけで数万円も掛かるというので、結構ビビりながらの作業でした。
作業自体は単純で簡単なのですが、雑な方、テキトーな方にはあまり向かないかな。まあ、一眼レフを使う人達にはいないとは思いますけど。
とにかく自分で行う場合はあくまで自己責任でお願いします。
メーカーのセンサークリーニングも、数万円の修理代と天秤に掛ければむちゃくちゃ高くもないと思うので、心配な方はご利用になってみてはいかがでしょうか。
ただ、どのサービスセンターも東京都内が中心なので、アクセスが面倒というかたは『カメラのキタムラ』でサービスを行っている店舗を探してみるのがおすすめです!郊外にも意外と店舗があるからアクセスしやすいと思います。
あっ、そうそう。キユシトのK-70のセンサーはクリーニングで結構綺麗になったのですが、ファインダーを覗くと大きめのゴミやホコリがまだ残っているんです。
実際撮影してみると、そのゴミ達は全く写りこんでいないので、今のところ「まっいいか!」という感じです。果たして何処に入っちゃっているんだろう?わからん。
その内、プロさんにお願いした方が良いのかもしれないですね!
では、今回はこの辺で!ばいっ!
最後まで読んで頂きありがとうございました!