みなさん、こんにちは!キユシトです。
今年のお盆休み登山は長野エリアを予定していたけど、天気が良くなかったので急きょ予定を変更し天気の良い東北エリアに1泊2日で出掛けてきました。
今回はカミさんも一緒なので、ハイキング感覚で登れる『蔵王』に決定!
宿泊は近くの激安キャンプ場でテント泊し、翌朝ほぼ貸し切り状態の蔵王温泉で汗を流した後、東北の名産品を見たり買ったり、あちこちプラプラしながら楽しんできました。
蔵王山へ
御釜と冬のスノーモンスターが有名な蔵王ですが、一つの山の名称ではなく、宮城と山形に連なる山々の蔵王連峰だということを今回初めて知りました。後、百名山だということもね。
そして、今回この蔵王に来たの第一目的は『御釜』
SNSとかでエメラルドグリーンに輝く御釜の写真を見て、どうしても行きたくなっちゃってね。
この御釜を見るためにはいくつかルートがあるけども、一番定番で楽ちんな刈田岳山頂駐車場からスタート、せっかくなので蔵王連峰最高峰の熊野岳まで足を延ばして往復してきました。
それじゃ出発!
山形県側からエコーラインを上り、途中から刈田岳山頂駐車場へと向かう蔵王ハイラインへ分岐します。
料金所で普通車540円を支払います。夜間や早朝は無料らしい。
300台ほど停められるらしいが、駐車待ちの渋滞が激しく駐車まで20分くらいかかりました。
ようやく、車を停めてスタートです。雲に浮かぶパーキングという感じでなかなか良いですね。
こちらは蔵王山頂レストハウスで、トイレや売店、レストランがありますよ。
レストハウスを出て数分歩くと、目の前にいきなりの絶景!エメラルドグリーンに輝く御釜の登場です。凄い迫力!
右に伸びる坂を5分ほど登っていくと刈田岳山頂と刈田嶺神社奥宮があります。
結構な人で賑わってますね、楽チンで百名山登頂です!
まあ、観光の人はあまり意識してないだろうけど。
こちらは連峰の南に位置する宮城蔵王の山並みです。宮城蔵王白石スキー場からスタートして、蔵王温泉に下山する、日帰り縦走も楽しめますよ。
もちろん、登山者限定です。観光の人には無理なのでやめてくださいね。
さて、私たちは熊野岳に向けて出発です。
馬の背と呼ばれているところまでくると、観光の人もほとんどいなくなり、ゆっくり山を楽しめるね。
もう、さっきまでは登山スタイルが結構浮いていたからね。
今度は逆にノリでここまできてしまった観光の人がポツポツいたけど、天候が急変したら大変なことになるので、無理しないでほしいです。
そして、この景色。
俺的にはここから見る御釜が好きだなー。
刈田岳からの御釜も良いけど、なんかここからの景色がしっくりくるんだよね。
稜線に出る手前の斜面にはコマクサが少しだけ、頑張って咲いていてくれました。
情報だと、もうコマクサの時期は過ぎたとのことだったので、出会えて良かったです。
なんかここ、双六岳の台地に似ていて思わず1枚。台地の先にとんがった山があればまさにという場所。
稜線に出ると、すぐに熊野岳避難小屋。
風が少し強くなってきたけど、天空の散歩道って感じで気持ちいいね。
熊野岳まで、あと少し。
蔵王連峰最高峰『熊野岳(1,841m)』登頂です!
二人だけしかいない静かな蔵王山神社でお参りしました。
こちらの神社、刈田嶺神社奥宮と違い神職さんはいません。お守り、御朱印はもらえませんのであしからず。
この先の稜線は地蔵山、蔵王温泉へ降りるロープウェーと続きます。
この時点で15時、陽も傾き始めてきたので、今回はここで引き返すとします。
下山時にはさすがに半袖では寒くなってきたので、寄り道はせずに少し足早で。
レストハウスまであと少しのところまで戻ってきましたが、この辺りにはまだまだ観光の人達で賑わっていましたよ。
登山タイム
スタート
刈田岳山頂駐車場 13:06 ▶
▶13:10 御釜
▶13:15 刈田岳・刈田嶺神社奥宮
▶14:24 馬の背
▶14:35 コマクサ群生地
▶14:40 熊野岳非難小屋
▶14:55 熊野岳・蔵王山神社
▶15:45 刈田岳山頂駐車場
ゴール
アクセス
刈田岳山頂駐車場
御釜と刈田岳山頂へ、らくらく最短で行ける刈田岳山頂駐車場です。
駐車料金は無料ですが、この駐車場にいくためには有料道路の蔵王ハイラインを通る必要があります。
普通車540円です。早朝、夜間は無料。
蔵王刈田リフト
この駐車場はタイミングが悪いと駐車待ち渋滞が激しいので、それが嫌な方は山形へ少し降りた場所にある蔵王刈田リフトを利用すると良いかもしれませんね。駐車場は比較的空いていましたよ。
■料金:往復750円
■時間:9:00~16:30
最後に
刈田岳から熊野岳まで、ゆっくり、ぷらぷらしながら往復3時間ほど。
美しい御釜をずっと眺めながら、良い天気にも恵まれ、楽しいハイキングになりました。
さて、登山編はこれでおしまい。
少し長くなってしまったので、満天の星空テント泊と翌日の蔵王温泉観光編は次の記事に書こうと思います。
蔵王坊平国設野営場テント泊編
蔵王温泉観光編