こんにちは!キユシト(@kiyusito_asiato)です。
昨夜のテントは意外や意外、雪の上で寝ていたくせにそんなに寒くなかったな
お陰でぐっすり眠れたです、珍しく。
まあ、そのせいで寝坊してしまって、大好きなブルーアワーの時間を堪能できず、朝日も昇ってしまいそう。
朝飯を食っている時間が無くなったので、昨日余った菓子パンを放り込み出発します!
▼初日の様子を見ていない方は、こちらもどうぞ!
登山レポ
2日目の朝
テント場を足早に出発、流石に朝一は少し冷え込み、アイゼンのザクザクという雪面をとらえる感触と音が心地良いね。
最近はご来光というものに、そこまで関心はなくなってきたけど、丁度いい時間帯なので折角なら見ておきたいと思い急いで高台まで登って行く。
「ふう~」
何とか間に合ったかな?乗鞍岳の背中から太陽が昇ってきたよー
一気に明るくなるかと思っていたが、今日はガスがかかって、モヤっている感じ。
幻想的な感じでコレもありですね。
山肌に徐々に太陽が当たり始めた。
良い雰囲気だ、今日も良い天気になりそう♪
まずは、お初のピーク『小蓮華山』へ向けて歩き出そう!
ここから見るだけでも、気持ち良い稜線歩きが楽しめそうだ。
ここを登りきると、
小蓮華山
小蓮華山へ到着です。小蓮華山と言えば、あの独特の標柱ですが、それはまた後程。
テントを4:30頃出発して、今6:10なので約1時間40分のコースタイムですかね。標準は2時間程ですが、スタートで少し急いだので、こんなもんでしょうか。
小蓮華山を出発し、しばらくすると、「ぐう~うエ~」と聞いた事がある鳥の鳴き声がしてきたよ。
つがい?のようだ。
この日はこの2羽の他にもあちらこちらで出会うことができました♪
雷鳥祭り開催中!というほど。
近くなって来た白馬岳、こちら側からの姿を見るのは今回が初めて。
よ~く見ると主稜を登るパーティーが沢山見られました。
先に登って行く登山者の姿、あの坂を登りきると白馬岳のピークもすぐそこです。
白馬岳
08:06 白馬岳山頂に到着、夏と違って人も少なく静か、標識付近に人がいないなんてね。
杓子岳と白馬鑓ヶ岳。
不帰の嶮を越え唐松岳へと続く道、歩き応えのある素晴らしい縦走路です。
こちらは白馬大雪渓、杓子側からの雪崩の後が見えるね。
眼下には白馬山荘、奥には剱岳と立山の山並。
たまらないですなーこの景色♪
今日は時間の余裕があるし、山頂も静かなので、この場所からの絶景をのんびり堪能しすぎていたら、下山するのが勿体なく感じてきてしまったよ。
白馬岳主稜
そろそろ下山しなきゃと準備を始めていたら、主稜をアタックしていたパーティーがピークへ近づいて来たので、暫く眺めて行くことに。
真上から見た白馬主稜、大勢の人達が登って来てる。
ピークまであと少し!
登っている人にはこの壁がどの様に見えているのか分からないけど、この場所から見ると垂直の壁にしか見えん!
アルパインルートの難易度としては優しい方と言われているけど、ほんとかね凄いわー
いやー楽しませてもらいました!
さてそろそろテントに戻ろうとしますか。
白馬岳から白馬大池へ
一気に小蓮華山。
コレコレ!この剣の標柱、小蓮華山と言えばコレですね!一度見て見たかったんです!遠目からの写真で小さく見えるけど、近くに寄ってみると結構デカい!
白馬大池まで戻ってきました。
池の中心辺りの氷は結構、薄そうだね。下手に近づいたらドボンしそう。
最大で約13m、平均でも6m程水深があるので、落ちたらヤバそうだわ。
白馬大池から下山開始
テントを早々に撤収して12:00頃に下山開始、乗鞍岳まで戻ってきました。
天狗原に降ります。
行きは結構、急登に感じたけど下りはどうかな、降り始めに行きにはなかった大き目のクラックが入っていて、雪解けが進んでいる事を感じました。
後ろは妙高山と火打山かな?
戻ってきました。
今回の山旅もあと少し、行きにやらかしてしまった栂池ヒュッテ方面が良く見える。
あの時あのまま突き進んでいたら、恐らく今回は白馬大池のあの景色は見ることなく下山していただろうね。
今回の山旅を振り返って
14:09 ロープウェー駅に到着です。
少し前に出発してしまったらしく、結構待つことに。
とりあえず、今回の山旅はこれで無事下山となりました!
スタート時のミスでやっちまったな~という1日目でどうなることかと思いましたが、元々余裕のある行程だったのが幸いして、たいしたことにならなかったのが良かったのかも。
まあ、本来なら白馬大池に早めに到着してのんびりくつろぐ予定でいたのだけれど、結局はいつも通りのカツカツのヘトヘトとなってしまった初日でしたが。
ほんと勿体無いことしたなー
2日目は、ここに書いた通り天候にも恵まれ素晴らしい1日となりました。
今回の白馬岳までルート、天狗原から乗鞍岳へ至る所が唯一急坂かなという感じですが全体的には危険箇所も無くやさしい登山道だと思います。
ただ山の上で泊まりたい場合はテント一式を担ぎ上げなくてはなりませんが、まあそのお陰で夏の賑やかな時と違う、静かな白銀の中のテント泊を味わえますよ。
この時期のアルプスは天候次第で真冬の厳しい世界へと逆戻りしますので、天気予報のチェックは必須ですよ!
この2日間は、最高の天候に恵まれて素晴らしい雪山ハイキングを楽しめました!
皆さんも是非!
今回の日帰り入浴はこちら
入浴施設が充実している白馬エリア。
毎回違う日帰り入浴を楽しんでいますが、今回お邪魔したのがこちら
『白馬ハイランドホテル』
宿泊施設ですが、日帰り入浴も可能なホテルです。
北アルプスの山並を眺めながらの露天風呂が最高ですね♪
おすすめです!
日帰り入浴時間
11:00~20:00
料金
中学生以上:700円
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