唐松から五竜、鹿島槍、爺ヶ岳へ!秋の北アルプス後立山連峰縦走の旅

後立山連峰 鹿島槍ヶ岳 北アルプス

みなさん、こんにちは!キユシト(@kiyusito_asiato)です。

秋は登山の季節だよなー♪

3000mの稜線だと朝晩は10度以下まで冷え込んで、さすがに寒いけど、行動中は夏のような汗もあまりかかないし、時折吹く秋風がこれまた気持ちいいんです♪

9月下旬からは紅葉も始まって、アルプスの短い秋を堪能しようと沢山の登山客が訪れますよね!

また、いつか涸沢の紅葉ものんびり見にいきたいですなー♪

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北アルプスの紅葉と言えば、やっぱり涸沢の紅葉が有名、例年ですと9月下旬ごろが一番の見頃と言われてます。一度は訪れて欲しい「秋の涸沢カール」この絶景に会いに行くための1泊2日テント泊の山旅を紹介します!

さて今回の山旅は北アルプス後立山連峰。

唐松岳から爺ヶ岳までテントを背負って秋の北アルプスを満喫してきました♪

DAY1

出発

ゴンドラ稼動が7:30からなんで駐車場の到着は若干遅めに設定、さいたま出発をいつもより遅くできるので大助かり!だって遠いんだもん。

と言っても6:00過ぎには駐車場に到着してちょい休憩。どうせ早く行動出来ないんだから、のんびり準備しようと、ぼけーっと。

駐車場もぞくぞくと来る車で埋まっていって、さすがはシルバーウィークだわーって感じていると、後から来た人達はそそくさと準備してゴンドラ方面に向かってるではありませんか。

もーみんなせっかちだなーなんて思って余裕ぶっこいていたけど、

「ん?!」ふとよぎった。

「もしかしてゴンドラの並びってあり?」

えーっ!結構な人達が向かってますけどー!

ということで、のんびり→バタバタ準備完了でしゅっぱーつ!

急ぎ足で券売所に到着すると、並んでる。すげー並んでる。九十九折れで並びまくってる!恐るべしシルバーウィーク!

まあいいか!今日のコースタイムは余裕あるし、のんびり行けば。

あっそうそう、荷物15kg以上でお金取られるんだっけ、20kgは無いと思うけど微妙な感じ。ヨシ!あの作戦で行こう!白馬八方尾根さんホントすみません。

ということでようやく天空に向けて出発じゃー!約30分の空の旅も中々いいね!途中2回乗り継ぎがあるけど、風を感じれるリフトがこれまた最高だよー!

八方池山荘ー唐松岳

楽チン移動も終了し、八方池山荘に到着。いよいよここから山登りが始まります。それにしてもこの場所は人が多いね。トイレもめちゃ混み。それもそう、この先にある有名スポット八方池までなら観光客も行けるからね。

さて、準備も整ったしそろそろ出発しますか!

スタートは岩が混じった土の道で観光の人は少し歩きづらそうだけど、しばらくすると木道に変わって歩きやすくなります。でも幅はそんなに広くないから簡単に追い抜けなくて渋滞気味、イライラしてしまいそうな方は木道が少ないもう1つの道を選択すると良いですよ。

そんな道の選択をミスしたキユシト、イライラの木道もようやく終わりマイペース復活!この場所から八方池も後少しなはず、八方ケルンまで登ると。

八方尾根 不帰ノ嶮

これ-!!!

残る雪渓と不帰ノ嶮、自然はとんでもなく美しい物を作りあげます。感動!この後池のほとりまで行ってみましたが、なんせ人が多すぎて残念な感じの画だったのでこちらをUP

八方池を過ぎると流石に観光の人がいなくなって本格登山の開始っていう感じ。とは言ってもそんなにハードな登山道ではないので景色を堪能しながら楽しめる道。ダケカンバの林を抜けたり、残る雪渓に立ち寄ったり、この日はガスで見えなかったが五竜や鹿島槍の眺めが最高なんです。

丸山ケルンを過ぎると、唐松山荘まで後少しのイメージがあるんだけど実際は1時間近くかかります。尾根上の道を外れクサリの掛かった細いトラバース道を歩いて行くと見えてきましたよ唐松山荘!

唐松岳

八方池山荘から唐松山荘まで約2時間で到着、とりあえず休憩は後回しにしてまずは唐松岳のピークへ向かっちゃいます!いやー美しくいい道だー♪

不帰ノ嶮

山荘から約15分、1つ目のピーク唐松岳到着です。不帰ノ嶮の迫力と美しさが下で見た時よりも倍増してるやんか!素晴らしい!反対側には五竜岳も見えるはずなんだけどガスで残念。これからそちらに向かうんで、雲よとれておくれ―

唐松山荘ー五竜山荘

山荘で休憩した後、本日の幕営地である五竜山荘に向けて出発、どうかテン場が空いていますように。

唐松山荘⇒五竜山荘の難所は序盤の『牛首』だけ、さていか程のものか。クサリがすげー!こんなに付けちゃう?さすが北アルプスですな。すると自分の前にいた初心者であろうおばさんが「きゃー怖い」って言いながら岩の上で立ち往生しちゃってる。案の定後ろはちょい渋滞中、「もーなにやってんのー!」イライラしていたら、後方から強引に通過する二人、危なー!少しぐらい待てないもんかね。とりあえず事故にならなくて良かったです。

後立山連峰

牛首を通過するとこんな良さげなトレイルが続いてる♪相変わらず進む方向の山並は見えず、あー早くガスとれてー

白岳の登りに差し掛かる。この向こう側が五竜山荘だけど、テン場はどうだろうか?空いてるか?まだ時間も早いし大丈夫じゃね?頭の中はその事だけになってきて急ぎ足で黙々登る。というのも五竜山荘へのアクセスはこの稜線以外に遠見尾根からのアクセスもあるからだ。

さてそろそろ山荘が見えて来るぞ、どうだ?
やばー!張る所ある?とりあえず下まで降りて張れそうな場所探そう。もー予想以上だわ。ザーっと見渡す、あっちウロウロ、こっちウロウロ。1ヶ所ちょっと強引だけど張れそうな場所を発見!若干傾斜もあるけどここに決定!ほっ。

幕営後すぐに雨に変わっちゃったのでテントこもり。いつの間に寝ちゃってた。ふと目が覚めると雨も止んだみたいなのでトイレついでに水を購入しようと外に出ると驚きの光景が!

五竜山荘

テントヤバくないですか!自分が到着した時は一応テン場内に収まっていたんだけど、トイレに行く狭い通路上とか小屋の前とか登山道とか、とにかくスペースがあれば張っちゃってる感じ、この時間だと通過する登山者は少ないと思うけど、これ何処歩くの?ってなるだろうね。

五竜岳

雨が止み、この日初めて五竜岳の姿を目にすることが出来ました♪明日のキレットはどんな所だろう、楽しみ!

1日目コースタイム
【八方池山荘】8:35 ⇒ 9:16【八方池】9:25 ⇒ 10:46【唐松岳頂上山荘】⇒ 10:59【唐松岳】⇒11:16【唐松岳頂上山荘】11:33 ⇒ 13:15【五竜山荘】

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