花の谷川岳主脈縦走 西黒尾根から平標山ノ家でテント泊!

谷川岳 主脈 群馬・栃木エリア

キユシト(@kiyusito_asiato)です!

初夏の谷川に行くなら、やっぱりここでしょ!

以前からずっと歩きたいと天気と睨めっこをしていたのですが、ようやくいいタイミング到来で行ってきました。

『谷川岳主脈』

肩の小屋から西へと続く稜線を見て、いつか行ってみたいな~と思った人も多いのでは!

沢山の高山植物が咲き始め、雪渓が残る笹原の縦走路。

今回はこの道を西黒尾根からスタートし、西の登山口である平標登山口へ下山、湯沢駅までバスで向かい、電車でスタートの土合へ戻るという行程を2日間かけて歩いてきました。

テントを背負ってね!

テント?稜線上は幕営禁止なので、?と思われる方もいるかと思いますが、理由はアルプス縦走の為の歩荷トレーニングが1つ。

もう1つは平標山ノ家でテント泊してみたかったというのが理由。どちらかと言えばこちらが本命。

さてどんな山旅となりましたでしょうか!

今回のコースタイムを記事の最後に記載しておいたので参考にしてみてください。

登山レポ

白毛門登山口駐車場ー西黒尾根登山口

今回もお決まりの白毛門登山口駐車場に車を停めてスタートです。

谷川の登山口までは少し歩かなければいけないけど、無料だし、帰りのことを考えればこちらに停めておくのがいいよね。

駐車場からテクテクと20分ほど歩き登山センターに到着、ここで登山カードを提出し準備を整える。

平標山ノ家までの稜線上には簡単に補充できる水場は無いのでここで汲んでいこう、トータルで4リットルほど担いでいく事にした。

主脈は日陰らしい場所がないので夏、天気が良すぎで気温が高くなると水分の消費が多くなることを想定してね。

ここで更に重量が増して荷物が重いよー

西黒尾根登山口

ここから2つカーブを登って行くと西黒尾根登山口だ。時間は6時15分、さあ出発しようか!

いつもながら相変わらずスタートが遅い。

西黒尾根ー肩の小屋

何度も歩いている西黒尾根、三大急登と言われているが今までキツイとかあまり感じたことがないんです。

そこまでしつこく長くない樹林帯、丁度いい難易度の岩場、そこそこ勾配がありアップダウンも少ない道。

でこの景色でしょ!

トマの耳 オキの耳

近づく双耳峰とマチガ沢の雪渓

気持ち良すぎます♪

 

白毛門

ラクダのコルで一休みしていきます。
東尾根のバックには、これまたお気に入りの白毛門。

この時期の谷川と言えばやっぱり沢山の花達がお出迎えしてくれます。

この西黒尾根でも沢山の花を見ることができました♪

オオバギボウシ

【オオバギボウシ】

オオカサモチ

【オオサカモチ】

ハナニガナ

【ハナニガナ】

ミヤマシャジン

【ミヤマシャジン】

タニウツギ

【タニウツギ】

トマの耳 オキの耳

ザンゲ岩を過ぎ、双耳峰トマオキが近づいて来たね、肩の小屋まではあと少しだ。今回はこの2つのピークには寄って行かないけど、またいつかお邪魔するよ。

肩の小屋ーオジカ沢ノ頭

9:24 肩の小屋に到着です。

いつもよりも重い荷物が登りに影響するかと思っていたけど、ほとんど感じることなくここまで来た感じ。

やっぱり楽しいね西黒は、バランスが丁度良いんだよね。

肩の小屋周辺には恐らくトマオキを目指す人や登頂した人たちで溢れかえってる。20分ほど休憩していたんだけど、主脈方面へ向かう人は誰もいませんでした。

あまり休み過ぎてしまうと、逆に体が重くなってしまうので、そろそろこの先の未知の稜線へと歩きだしますか!

谷川岳 主脈

初めて歩く道、下からの景色はどんなんだろう?やっぱり見たくなって振り返ってしまったよ。肩の小屋がもうあんな遠くに見える。

 

谷川岳 主脈

主脈には○○ノ頭というピークが次々と現れます。まず正面に見えてきたのが最初のピーク、オジカ沢ノ頭。

そしてその左にはかつて谷川岳と呼ばれていた俎嵓(マナイタグラ)が近づいてきた、天神尾根から見る山容がめちゃくちゃカッコイイよね!

諸説ありますが、その昔谷川岳の主峰は現在のトマオキではなくこの俎嵓(マナイタグラ)だったと言われています。

今は藪で道が無いのが残念、行けそうで行けない場所って魅かれるなー

行くとすれば積雪期になるかな。

 

主脈線にも沢山の鉱山植物が出迎えてくれます♪

ハクサンフウロ

【ハクサンフウロ】

ミヤマキンポウゲ

【ミヤマキンポウゲ】

コメツツジ

【コメツツジ】

エゾウサギギク

【エゾウサギギク】

タテヤマウツボグサ

【タテヤマウツボグサ】

 

谷川岳 主脈

オジカ沢ノ頭を過ぎると雪渓が所々現れてきた、グリーンカーペットの笹原と雪渓が美し過ぎて、最高に癒されます♪

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