浅間山(前掛山)の展望台【黒斑山】で雪山ハイキングを満喫♪

浅間山 (前掛山) 八ヶ岳エリア

みなさん、こんにちは!キユシト(@kiyusito_asiato )です。

12月の上旬ころまでは、気温が高くてあちこちの山も雪があまり降っていなかったけど、下旬から年も越えてようやくどの山も白さを増してきました。

さて今回の山行は長野県にある浅間山展望の山『黒斑山』へ雪山ハイキングに行ってきたお話です。

本当は八ヶ岳の杣添尾根から横岳という予定だったんだけど、車がアイスバーン状の道を駐車場まで上っていけなくて泣く泣く予定変更。

時間も遅くなってしまったので、そこから近場でサクッと登れちゃう雪山ということで決定したのが『黒斑山』という訳。

浅間山(前掛山)に登ったのがは火山規制がかかる前だったから、随分久しぶりに「プリン山」との再会でした♪

黒斑山はこんな山

黒斑山は浅間山の西、群馬県と長野県をまたいでいる第一外輪山の最高峰で標高は2,404m

浅間山(現前掛山)の入山規制がかかっていた2018年8月以前は前掛山登山が出来ない代わりに、浅間山の展望台としてこの黒斑山登山をする人が多かった。

前掛山登山が可能になった現在でも、登山口へのアクセスのし易さと、危険箇所の少なく初心者でも楽しめる山として人気の山です。

冬には雪を被り、プリンの姿をした浅間山を見に前掛山を目指す人も多いみたいですよ。

コースタイム

今回のルートは定番の『車坂峠』から『表ルート』のピストンです。

スタート 車坂峠 8:20 ▶ 10:32 赤ゾレの頭 ▶ 10:45 トーミの頭 ▶  11:00 黒斑山 11:10 ▶ 11:25 トーミの頭 11:46 ▶ 赤ゾレの頭 ▶ 12:45 車坂峠 下山

今回の装備品

フリースパーカー(モンベル) ソフトシェル(マムート)
インナー(モンベル) ドライレイヤー(ファイントラック)
ソックス(フィッツ) パンツ(マムート)
グローブ2種(モンベル・テムレス) ブーツ(スカルパ)
山専ボトル(サーモス) 行動食・軽食
レインウェア(ミズノ) ツェルト(ファイントラック)
サングラス 12本アイゼン(ブラックダイヤモンド)
ピッケル(ブラックダイヤモンド) ストック2本
一眼レフ(ペンタックス) ザック 30L(マムート)

この日は『アイゼン』『ピッケル』の出番は終始ありませんでしたが、天候によっていつでも使えるように必ず持っていくことを忘れずに!

黒斑山へ

登山の前に火山情報の確認を忘れずに!
気象庁 ー火山活動の状況ー

▼黒斑山を目指すもっともポピュラーな登山口は『高峰高原ホテル』前の『車坂峠』(標高1,973m)からのスタート。

鳥居もあります。

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こちらからのルートは樹林帯の『中コース』と展望の良い『表コース』があり、もちろん今回は『表コース』に決定、傾斜のゆる~い雪の道を歩いていきます。

まずは『車坂山』を目指します。
道は大雪直後でもない限りトレースが付いているので迷うことはないと思います。

黒斑山
▲樹林帯から一旦下ると開けた場所、青い空がいい感じ♪

先程の場所から登り返してたどり着いたピークが『車坂山』です。
背中にはスタート地点の『高峰高原ホテル』や『アサマ2000スキー場』のゲレンデが見えてます。
そしてその背後にそびえる北アルプスの白い帯、白の濃さが違う!

黒斑山
▲樹林帯を抜けると、いよいよ『黒斑山』が近づいてきましたよ。
西側の斜面が見えてます。
ピークの標識は反対の東側にあります。

黒斑山
▲正面には白煙を上げ続ける『浅間山』その左の高いピークが『トーミの頭』です。
よく見ると山頂と傾斜の部分に登山者の姿が見えます。
『赤ゾレの頭』まであと少しです。

黒斑山
▲『赤ゾレの頭』を一旦下り、『トーミの頭』までの登り返しはこんな感じ。
この時は斜面が凍っていなかったのでツボ足キックステップ&ストックで登ったけど、凍っていた場合はアイゼンを付けたほうが安全に登ることができます。

トーミの頭
▲『トーミの頭』に到着です。
さっきまでは木々に邪魔されてハッキリ見えなかったけど、ここからの展望は最高ですよ♪
山頂は広いので、天気が良ければここでランチタイムにするのもおすすめ♪

黒斑山
▲『トーミの頭』から第一外輪山の山々。
左の一番高いピークが今回の目的地『黒斑山』
その先に『蛇骨岳』『仙人岳』と続きます。
さあ『黒斑山』まであと少し!

黒斑山
▲稜線の下には『賽の河原』
『浅間山荘』から『火山館』を経由して、現在の浅間山山頂である『前掛山』へのルートがあります。
この稜線から『賽の河原』へと続く道がありますが、さすがにこの時期は歩く人は少ないと思います。

黒斑山
▲『黒斑山』に到着!だるまが!高崎だるま弁当か?
標識も結構、埋まっちゃってますね。
ここから先は『蛇骨岳』へと続きます。
無雪期ならこの先を歩いて『前掛山』へ縦走も可能です。

黒斑山
▲今回は『黒斑山』まで。
『トーミの頭』まで戻って、軽いランチタイム♪
ちょっと風が強いけど、この絶景を堪能したくてもう少しだけ我慢。

ランチの後は来た道をのんびり戻りました。

登山口アクセス

車で行く

上信越自動車道『小諸I.C.』を降りて『高峰高原ホテル』『アサマ2000パーク』を目指してください。
峠道を上りきった所が、登山口のある『車坂峠』になります。

チェリーパークラインは、くねくねした峠道です。
道幅はそれ程狭くはなく、きついカーブも少ないですが、冬季は雪道となり除雪はしているものの凍結時には十分注意が必要です。

『高峰高原ホテル』や少し先にある『ビジターセンター』の駐車場を利用することができます。
料金は無料です。

駐車台数は『高峰高原ホテル』が約70台、『ビジターセンター』が約50台駐車が可能です。

電車で行く

東京から
〇東京駅から北陸陸新幹線『佐久平駅』下車、JRバス『高峰高原ホテル前』下車

長野から
〇長野駅から北陸新幹線『佐久平駅』下車、JRバス『高峰高原ホテル前』下車
〇長野駅から、しなの鉄道『小諸駅』下車、JRバス『高峰高原ホテル前』下車

バスでも行ける

〇路線バス
■『佐久平駅』からJRバス『高峰高原ホテル前』約1時間
■『小諸駅』からJRバス『高峰高原ホテル前』約35分

料金・時刻表はこちら

〇JR高速バス
■『バスタ新宿』『練馬駅(区役所前)』から『小諸駅』下車、『アサマ2000スキー場』行き『高峰高原ホテル前』下車

料金・時刻表はこちら

〇千曲バス
■池袋、立川、大阪、京都より『小諸駅』下車、『アサマ2000スキー場』行き『高峰高原ホテル前』下車

料金・時刻表はこちら

最後に

登山口までアクセスも良く、コースタイムもさほどかからないから出発が少し遅めでも日帰りOK!

今回紹介したルートはハイキングクラスなので、初心者でも全然いけます!

雪山ハイキングの後は、ちょっと贅沢に『高峰高原ホテル』や『高峰温泉』で1泊して温泉を楽しむのもありですよ♪

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