唐松から五竜、鹿島槍、爺ヶ岳へ!秋の北アルプス後立山連峰縦走の旅

後立山連峰 鹿島槍ヶ岳 北アルプス

DAY2

五竜山荘ー八峰キレット小屋

五竜のピークでご来光と思って早起きしたんだけど、結局いつもの撤収に時間が掛かっちゃって慌てて出発。小屋から暫くは登山道が尾根の反対側になるので、多分ご来光の瞬間には間に合わんな。と思ったらなんとか尾根上に乗ることが出来て間に合ったよ、ピークじゃないけど全然OK!

ご来光 五竜岳

五竜の山頂から昨日歩いてきた稜線と数々の名峰。

五竜岳 山頂

さて、五竜岳の山頂を後にし、いよいよここからお楽しみタイムに突入です!五竜から落石に注意し急な坂を降りて行くと前方にG5が登場、いかつく迫力の岩峰だ。

後立山連峰 G5

そして『G5』
始めて歩く所でも岩場の経験者なら丁度良い緊張感で楽しめると思う。その後も八峰キレット通過までの所々で岩場の上り下りやクサリ、梯子が登場して飽きないルートだけど、しかし大きなミスをすると軽い怪我だけでは済まないと思うので慎重に行きました。

後立山連峰 G5

北尾根ノ頭からの鹿島槍ヶ岳、2つの耳を持つ美しい山容♪そしてデカい!

鹿島槍ヶ岳 北尾根ノ頭

口ノ沢のコルからの上り返しの途中で振り返ると、歩いてきた道のりとピークが雲に隠れてしまった五竜岳、そして、離れたこの場所からも岩の鋭さがやけに存在感のあるG5。さあ、あとひと踏ん張りすればキレット小屋が見えてくるはず。

五竜岳 口ノ沢のコル

念願の八峰キレット小屋に到着。
今回このルートを歩こうと思ったのは、少し難易度が高い岩場ルートをテント装備で縦走するというのが第一の目的なんだけど、実はもう一つあって、それは八峰キレット小屋を実際に見てみたかったから。いやー本当によくあんな場所に山小屋を作ったもんだ、しかも格好いいし。人って凄いね!

八峰キレット小屋

八峰キレット小屋ー冷池山荘

小屋を過ぎてしばらくすると、有名な八峰キレットがいよいよ登場。クサリや梯子がしっかり整備されていて、なんだか拍子抜け、自分的にはG5~キレット小屋間の方が難易度は高いかなと感じました。キレットの割れ目から剱岳♪さあ次は鹿島槍!

八峰キレット

まずは北峰から。尾根から山肌をトラバースして行くと、南峰へ続く道と北峰のピークへ向かう分岐が登場。この分岐にザックはデポして鹿島槍ヶ岳北峰に登頂!気さくなソロのおば様に撮ってもらいました。たまたまなのか北峰は人も少なくて眺望も言うことなしで自分好みの良いピークでした♪柏原新道からの日帰り登山だと南峰までの人が多いのかな?南峰に目をやるとあちらのピークは人が多そう。

鹿島槍ヶ岳 北峰

そして、もう一つのピーク南峰へ。降りてすぐ登る!これが双耳峰のつらいところだわ、谷川岳くらいの感じなら全然問題ナシだけど、流石はアルプス、スケールが違うわ!このルート最後の急登を頑張って登らせて頂きました!

あー終わったなー(まだ終わってないけど)無事怪我もなくここまでやってこれた♪もうこの先からはゴリゴリの岩場もなくルンルンハイキングの稜線。やっぱホッとするね。時間を見るとまだ11時、うーん、スピードハイクすれば暗くなる前に下山出来そうだけど・・・

でもやーめた!元々2泊の予定だったし、この素晴らしい世界の中にいると思ったら勿体ないよね!

とうことで冷池山荘に泊まってくことに決定!

テン場に到着。
時間も早いし場所は選び放題♪前日の五竜山荘とは大違いだー!でも受付の小屋が遠くてメチャ不便で面倒くさいのが残念だよー

さーて何しようかな?こんなに時間が余る時って初めてくらいなので、考えてしまうなー

天気がくそ良いので色々乾かそう!目の前はハイマツ帯なので丁度乗っけてしまえ!まずシュラフでしょ、パンツ、ソックス、シャツも乾かしちゃえ!下着パンツ一丁で爽快じゃー

針ノ木岳 へ続く稜線

流石に外にいると変態おじさんと思われるのでテントin!中から剱や鳴沢岳方面に湧くモクモク雲の景色を見ながら、ふと思ってしまった。

「暇だなー下山ありだったかも・・・でもってテントの中、サウナ並にあちーし」
なーんて事考えていたら、知らぬ間に寝てました。爆睡。

3日目に続く。

2日目コースタイム
【五竜山荘】4:505:40【五竜岳】6:007:24【北尾根ノ頭】⇒ 7:44【口ノ沢のコル】⇒ 8:36【キレット小屋】8:5310:17【鹿島槍ヶ岳北峰】10:3010:53【鹿島槍ヶ岳南峰】11:0411:38【布引山】⇒ 12:15【冷池山荘】幕営

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