DAY3
冷池山荘ー爺ヶ岳登山口
最終日のコースタイムは短いから、ゆっくり出発したかったけど、下山後はバスと電車を乗り継いで白馬まで戻らないといけないので、早めの撤収となりました。どうせなら爺ヶ岳のピークでご来光と思い、暗いうちに出発です。
徐々にヘッデンを付けなくても周りが見えてきて、なかなかいいタイミングで爺ヶ岳中峰に到着。今日は少し雲が多い感じだから太陽は顔を出してくれるだろうか?徐々に明るさが増してきて、雲海の切れ目がオレンジ色に!
おはよう!太陽!でも何!赤とピンクと紫が入り混じった感じの空の色!こんなの初めてだわ♪どこかで聞いた事があります、空が赤く染まる日の出の時は、その後曇り空に変わると。
この時も太陽はこの一瞬だけで、すぐに曇りとなりました。
この山旅最後のピーク、南峰にも寄り下山道の柏原新道の入口へ向けて下って行く。すると辺り一面が赤く染まっているではないか!ここまで岩稜帯を長く歩いていたから、紅葉の時期だって事忘れてたよ。どんより曇り空の中に剱が見えていたので一枚♪
種池山荘には寄らず柏原新道を下る。今回初の樹林帯がやけに新鮮だな、森の香りに癒される♪
森の隙間から針ノ木岳、気付くと下に扇沢駅が見えてきたね。随分降りて来たことを実感、あと少しで今回の山旅も終わりを迎えます。
そして、8:32爺ヶ岳登山口に到着!天候にもまあまあ恵まれ、充実した3日間となりました!
扇沢駅ー白馬駐車場
さてと、今回は下山して終わりじゃないのが辛い。出発地の白馬まで戻らないとね。
とりあえず、扇沢駅まで歩く。意外と傾斜のある道がこれまた地味に辛いっス。バスの時刻表を見ると少し時間がありそうなので2Fに上がってお土産を物色。贅沢に3日間も家を空けて遊んでたからね。
本来ならバスでそのまま白馬まで戻るのがいいんだけど、信濃大町駅でバスを降りて電車で白馬駅まで移動することにしました。なぜって?だってそっちの方が安いんだもん!楽を取るか金を取るかじゃ!
まあ、それだけじゃなくて、昼飯に白馬駅前で蕎麦を食べて行こうかなという計画もあったからなんですけどね。お店の名前は忘れてしまったけど、ご馳走様でした。
駐車場までは歩いて帰ろう、目の前には3日間を過ごした山が見える。今回だけに限らず、下山後に自分が歩いてきた山を見て浸るのが凄く好きなんです。
「あーさっきまで、俺あの上を歩いていたんだよなー」ってね!皆さんはどう?
そんなこと考えながらてくてくと、駐車場まであっという間に到着しました。
さあ、風呂だー!今回の白馬八方温泉は『おびなたの湯』に決定!汗を流して、さいたままで頑張って帰ろう!
【3日目コースタイム】
【冷池山荘】4:25 ⇒ 5:19【爺ヶ岳中峰】5:32 ⇒ 5:46 【爺ヶ岳南峰】6:07 ⇒ 6:30【種池山荘】⇒【柏原新道】⇒ 8:32【爺ヶ岳登山口】⇒【扇沢駅】バス⇒【信濃大町駅】電車 ⇒【白馬駅】徒歩 ⇒【白馬八方第3駐車場】
最後に
今回歩いた唐松岳⇒爺ヶ岳の難易度というか危険箇所は、言われている通り五竜岳⇒八峰キレットだと思う。ただキレット単体で見ると、3大キレットの中でも難易度が低い3番目だけあってそれ程でもないと感じました。逆にG5⇒キレット小屋の方がちょっとスリリングで楽しめたかな。
その他、北アルプスらしいルンルンハイキングが可能な所も多く存在していたので、岩場も景色も、のんびり稜線歩きも、ぜーんぶ味わいたい人にはお勧めの縦走路です!
是非一度、皆さんも歩いてみては!
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